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2011.05.18 (Wed)
NBA News 【West Finals Game1】
ウェスタンカンファレンスファイナルGame1
王者レイカーズに圧勝して勝ち上ってきた苦労人集うダラス・マーベリックス
フレッシュでエネルギー溢れるパワーでナゲッツ、グリズリーズをねじ伏せてきたオクラホマシティ・サンダー
レイカーズやスパーズ、セルティックスなどこれまでの強豪が姿を消す『世代交代』のプレイオフ
キッドやノヴィツキーなど優勝リングに無縁であったベテランスターにようやくチャンスが巡る。
昨シーズンのサンダー旋風は今年も健在。ドアマットチームからわずか数年で一気にエリートチームに変貌。
注目集まるウェスタンカンファレンスGame1のスターティングラインナップ
Oklahoma City Thunder 4th
PG R・ウェストブルック
SG T・セフォローシャ
SF K・デュラント
PF S・イバカ
C K・パーキンス
Dallas Mavericks 3th
PG J・キッド
SG D・スティーブンソン
SF S・マリオン
PF D・ノヴィツキー
C T・チャンドラー
【RECAP】
1Q最初に流れを掴んだのはホームのマブス
ノヴィツキーのシュートやキッドのパス回しでマブスはオフェンスを展開。
1Q開始早々にパーキンスとチャンドラーがダブルテクニカルを取られる事態も。
3-12となかなか得点に繋がらないサンダーだったが、エースのデュラントの3Pで息を吹き返す。
セフォローシャの3Pも決まり、一気に逆転に成功。
1Q終了間際にはデュラントが速攻からレイアップをねじ込み27-20でサンダーが1Qはリード。
2Qに入りホームのマブスが反撃を開始
ペジャのシュートやノヴィツキーのシュートもあり得点差を無くしシーソーゲームに持ち込む。
残り4分44-39の場面でマブスのパーキンスとの接触でマリオンが負傷し、抗議したカーライルHCが
テクニカルを取られるアクシデントもマリオンはそのまま試合に出場。
残り3分テリーの3Pで45-44と差を広げようとするサンダーにジワジワと詰め寄るマブス
残り2分にテリーのパスからマリオンがシュートを決めて45-46で再び逆転。
直後にノヴィツキーがイバカからファウルをもらいながらレイアップを決めて、FTも決めて45-49
残り1分にはパーキンスのシュートをチャンドラーが豪快にブロックする場面もあり、波に乗り始めるマブス。
2Q終盤にはここまで当たりが来てなかったストヤコビッチが左コーナーから3Pを射抜いて46-55の9点差。
残り4秒ウェストブルックのFT2本を決めて48-55で前半終了。
ここまでサンダーのFG成功率は45%に対しマブスは53%。
ベンチポイントは14点のサンダーに比べ、すでに27点とスコアのほぼ半分をベンチが取っているマブス。
3Q開始早々にイバカがノヴィツキーにファウルを犯し4ファウルでベンチへ下がる。
ウェストブルックもここまで絶不調でファウルから得たFTでしか得点が重ねられず。
徐々にながらサンダーのオフェンスはデュラントの一人頼みの状態になる。
3Q残り7分チャンドラーが4つ目のファウルを犯しベンチへ後退。
残り6分で59-64と点差こそ5点でおさまっているが、サンダーは本来のプレイがまったくできず精彩を欠く。
ノヴィツキーがセフォローシャ越えのジャンパーを決めてこの試合31得点目を記録し、62-73と点差は11に。
直後再びノヴィツキーがシュートフェイクでパーキンスをかわし、華麗にジャンパーを決め33点目。
マブスに引き離されそうになるもののクックの3Pなどで食らいつき79-90で3Q終了。
4Qに入っても流れはマブスに傾いたまま変わらず。
ノヴィツキーがここまで20本全てのFT成功するというずば抜けた安定感。
更にはマブスのバレアのエンジンがかかり始めサンダーディフェンスを切り刻む。
残り7分にはバレアが3Pを決めて87-102とリードを広げ続ける。
しかしそれに待ったをかけるかのようにサンダーも徐々に得点を重ねる。
残り4分にはデュラントの2本のFTで99-104で2ケタあった点差を5点まで縮めるが、
すぐにテリーが3Pを決めて99-106
残り2分にノヴィツキーが2本のFTを決めて102-110とし、FT22本連続決めるという偉業を達成。
イバカがディフェンスを厳しくしてもノヴィツキーはそれをあざ笑うかのように、
イバカの上からジャンパーを決める。
デュラントの爆発もノヴィツキーの爆発には及ばず、112-121でマブスがカンファレンスファイナルGame1を勝利した。
勝ったマーベリックスは
ダーク・ノヴィツキーがFT24本を含む48得点6リバウンド4アシスト4ブロック
ジェイソン・テリーが24得点2アシスト
ホセ・バレアが21得点3リバウンドを記録
負けたサンダーは
ケビン・デュラントが40得点8リバウンド5アシスト
ラッセル・ウェストブルックが20得点3リバウンド3アシスト4ターンオーバー
サージ・イバカが17得点6リバウンド5ファウルを記録した。
TOT | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
OKC | 112 | 27 | 21 | 31 | 33 |
DAL | 121 | 20 | 35 | 35 | 31 |
" ノビ爆発でまず1勝 "
ノヴィツキーFTを24本中24本全て決める偉業はさすがですね。
デュラントの40点も十分すごいですが、今日のノヴィツキーはそれを超えました。
サンダーの敗因は『ウェストブルックの不調』と『ベンチポイントの差』。
ウェストブルックはFG15本中たったの3本しか決められなかったのは痛かったですね。
いくらデュラントが40点取ってもウェストブルックの活躍無くしてサンダーの勝利は難しいです。
得点では20点ですがその大半がFT。時間が止まってるときのFTではチームに勢いも生まれませんし。
そしてベンチポイントは22点に対してマブスは53点と倍近い数字を出しています。
今日の試合はどこかデュラントの孤軍奮闘な試合となってしまっていた印象があります。
今日の試合をもとにGame2のポイントを考えます。
●のび太君対策
●ウェストブルックとデュラントのデュオ
●ベンチ対決
1つ目の『のび太君対策』、今日の試合を見ると、やはりイバカではノヴィツキーを抑えるのにはキツイですね。
今日の試合では完全に翻弄されていましたし。決してイバカのディフェンスが悪いわけではないのでしょうが、
ノヴィツキーのオフェンスは並大抵じゃ止まらないということです。
もう少しダブルチームなりプレッシャーをかけて抑えないとGame2も今日の試合の二の舞になってしまう可能性大です。
2つ目の『デュオ』は、いわばサンダーの生命線でもあります。
どちらかだけの活躍で勝てるのは下位チームだけです。ステージはプレイオフ、そして相手は強豪相手に
のし上がってきたマーベリックスです。デュラントとウェストブルックの2人でチームに勢いをもたらさない
限り層の厚いマブスに勝つのは厳しいでしょう。
3つ目の『ベンチ対決』は、重複してしまいますが試合は1人では勝てません。
もともとサンダーはディフェンス寄りの選手が多いため、得点面で大きな期待をすることはできません。
しかし、それでもここまで勝ち上ってこれたのはデュラントやウェストブルック2人だけの力ではなく
チームの力です。マブスはテリーやバレア、ペジャなどオフェンス能力に長けた選手を多く抱えますが、
必ずしもオフェンスにはオフェンスで対抗しなければいけないわけではありません。
ベンチの選手が出場しているときは、マブスの2ndユニットの得点を封じ込めることが
サンダーの勝利にも直接繋がってくることでしょう。
マブス圧勝のGame1でしたが、決してサンダーにもチャンスがなかったわけではないので
Game2にどんなプレイをするか期待ですね。
とりあえず・・・・
のび太君すげーな
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